欅坂「徳山大五郎を誰が殺したか?」はただのアイドルドラマじゃない!
どうも、この夏くらいからずっと欅坂46にハマっています夢町です。
欅坂46とは、AKB48の公式ライバルである乃木坂46の妹分で、秋元康大先生が手掛けるアイドルグル―プです。(欅坂46公式サイト)
ジャニーズJrでいうと、Mr.KingとPrinceが公式ライバルだとして、まあHiHiJetsみたいなこと?(やばいこんなに批判されそうな下手な例えしかできないどうしよう)(じゃあ例えんなや)
そんな彼女たちがテレビ東京にて2016夏クールで連続ドラマの主演を務めました。そのタイトルが「徳山大五郎を誰が殺したか?」。
テーマは「死体と女子高生」。
欅ちゃんにはまってまだ未視聴だった私は、Amazonプライム会員の特権を活用してこのドラマをふら~っと見ることにしたわけです。
観た感想やちょっとしたレビューを書いていこうかなと、思うわけですが・・・
はいこのページ閉じようとしてるあなた、ちょ待てよ!!!
閉じるのはせめてあとちょこっとだけ読んでからにしてくれ!!!
このドラマの推しポイントだけでいいから聞いて!!!!
~推しポイント~
①「アイドルだからって避けないで!」
②「全員怪しすぎるから、平手はよ解決して!」
②「冷やかしでもいいから1話観て!」
とりあえずストーリーを超簡潔に書きます。
ある朝生徒たちが登校すると、教室に担任の徳山先生の遺体が座っていた。
彼を殺したのは誰なのか?生徒なのか?大人なのか?自殺なのか?
そんなことを考える前に、その場しのぎでその遺体を教室に隠すことにする。
それから事件解決まで遺体と過ごす生活が始まり…。
みたいな感じっすかね!?
①「アイドルだからって避けないで!」
アイドルといえば、特に48グループ系列の、ファンのためにつくられたようなファン以外から見ると観るに値しない滑稽な作品(あえて名前を挙げることはしませんが…)が思い浮かんでしまうでしょう。
がしかし!これはその類ではありません。
いや正直ね?私も観る前はちょっと抵抗感がありました。これまでの、ね?前例が、ね?
がしかし!これはその類ではありません。
欅坂46の21人もの女の子が出演しているにもかかわらず、演技のひどさはあまり鼻につきません。
それどころか、むしろ上手いと思える子も何人もいます。21人の中には、ちょっとだけ「ん~?」と感じてしまう子もいますが、平凡なアイドルドラマのようにガタガタではないと私は感じました。彼女らが素人という点を加味すれば、非常に上出来だと評価してよいと思います。
「演技クソなんだろ?」と油断してると裏切られることでしょう。
序盤に比べ終盤になると演技が上達しているのも見ていて面白いです。
②「全員怪しすぎるから、平手はよ解決して!」
平手というのは欅坂46のセンターの平手友梨奈ちゃんのことで、このドラマにおいてはいわゆる「探偵」の立ち位置にいる子です。
伏線やミスリードによって生徒も「大人」も全員怪しく思えてきます。
伏線系(伏線系ってなんやって感じですが、私は過去に自分がハマったシュタゲやハリポタを思い浮かべています)のドラマなので、伏線系が大好きな人はちょっとワンチャン見てくれ?って感じです。
1話の冒頭からすでに照明が暗いために不安感の漂う澱んだ空気感、
時として気持ち悪いとちょっと感じてしまうくらいの映画「悪の教典」や映画「ソロモンの偽証」に似た奇妙さ、
なんとも独特でただのファニーとは感じられず素直には笑えないコメディ要素、
「らららんらんらららん」という耳に残る童謡「かごめかごめ」に似た気味悪い曲、
そのどれもが私には魅力的でした。
次がすぐに見たくなって止まりませんでした。
トイレに行くにも歯を磨くにも「徳山大五郎を誰が殺したか?」を視聴するためだけにスマホを持ち歩いていました。
③「冷やかしでもいいから1話観て!」
もうこれに尽きます。ていうかOPが普通にめっちゃかっこいい。最悪OPまででもいい。
個人的には、公式サイトのCASTページのひとりひとりに当てられたキャッチコピーが興味深いです。
先ほど出てきた平手友梨奈は『孤高』。私の1推しである尾関梨香は『ポジティブな鉄砲玉』2推しである志田愛佳は『影の支配者』。
観終わった後に見たので、「え、そうだったん」というキャラ付けもされてて面白かったです。
脚本が当て書きだったのだろうなと思わせてくれる一文が添えられています。
そんなわけで、「徳山大五郎を誰が殺したか?」一度見てみてほしいです。
そしてあわよくば欅坂46にハマる人が増えてほしいな、とも。