青色っぽい春の夢を見ている

アイドルファンをやっている女子大生が思ったことを書きます。夢町と名乗ってました。

AKB総選挙は"速報"でより楽しめる

第9回AKB総選挙の速報発表から一夜明けました(もう日付越えかけてるけど)。


総選挙のことをあまり知らない人は、勢いづけるために速報でのランクインを目指す"スタートダッシュ"や、速報と最終結果が大幅に変わることを、まったく知らないかもしれないですね。


投票開始から速報まで、与えられた時間はたったの1日。

そのたった1日で、推しが速報で名前を呼んでもらえるように、ひたすらCDを開封し無我夢中でシリアルコードを入力するひともいれば、推しのSHOWROOMを見ながら「大丈夫だよ」とコメントするひともいて、頑張り方は気持ちの数だけ色々あります。


そして5月31日20時を周り、ニコニコ生放送の中継の座席争いに負けた私は、高柳明音さんと福岡聖菜さんのSHOWROOMをハシゴして速報を聞いていました。

北原里英中井りかなどの選抜候補がかなり早々に名前を呼ばれたり、あまり名前を聞かない知名度のない子が初めてランクインしたり、逆に呼ばれると信じていた名前が最後まで呼ばれなかったり、1位発表で、2位の松井珠理奈さんと圧倒差をつけておぎゆかこと荻野由佳(NGT48)の名前が呼ばれてどよめいたり。


速報だけど、最終発表のような緊張感でいました。
そしてなんといっても速報発表後のメンバーたちのググタス(Google+)やTwitter、SHOWROOMを通して伝えられる言葉や表情のひとつひとつは、心にかなりクるものがありました。


私は速報終わってから、SHOWROOMをずっと見ていたのですが、いろんな子がいました。
どんなに悲しいことがあったらそんなに泣いてしまうのというくらい涙を流している子、涙をぐっとこらえて涙目になりながら「泣いてない!」と言い張る子、まるで何も無かったかのように凛としている子、「私は呼ばれなかったけど、そんなことより○○ちゃんが呼ばれたし△△ちゃんも呼ばれた!おめでとう!」とほかの子を祝ってあげる子。でもやっぱりみんな、1位以外は悔しいのが当たり前です。強がっていても、絶対に悔しいだろうなと思って見ていました。

それらを見ながら、「推しが今回出馬しなくて良かった…」と思ってしまいました。こんな戦場で推しにこんな顔をさせたくない。そう思ってしまいました。彼女に投票するために、お茶の間なりに少しではありますが資金は用意していたので、出馬しないことにとてもがっかりしていたのに、です。


ファンは推しに似る、とはどの界隈でも言われますが、AKB48もしかりです。そしてそれを慰めの、そして励ましの言葉として使うファンも多いのです。「○○ちゃんのファンは○○ちゃんに似ておっとりしてるスローターばっかりだからね」というコメントをよく見ました。でも、隣の芝生は青いんです。「速報で良い順位に入りたかった」。本音を言わせたらそうなるはずです。「圏外だったから本番で名前呼ばれたら、より嬉しいね!」と言っている子がいました。なんてポジティブで精神力が高いんだろうと驚きました。


AKB総選挙において、速報には、本人達とファンを奮起させる効力があると思っています。

特に、暫定1位に荻野由佳がついたことで、指原莉乃渡辺麻友松井珠理奈ファンはかなり悔しかったはずです。中でも珠理奈は速報発表当日、自身の生誕祭をやっていました。ファンは絶対に、生誕祭で「速報1位」をプレゼントしたかったはずです。私がトップ争いと思われるメンバーのファンで、ある程度の財力があったら、全力でおぎゆかを潰しにかかると思います。
まさに波乱です。そんなところも今回の総選挙の見どころとして楽しめたらいいなと思ってます。


速報を受けての感想はこんな感じです。
うん、やっぱり総選挙はアツいな〜。

私も早く投票しなくちゃ。
そして予想を立て直そう。

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