1推しを差し置いて2推しがセンターに抜擢された─乃木坂18th選抜感想
乃木坂46の18thシングル選抜が、今日の0時から放送された「乃木坂工事中」で発表された。
友達と、「九州でアンダーライブあるから、インフルエンサーからはさすがにある程度のメンバー降格させないと埋められないかもしれないよねえ…」とか、先週の予告でスタジオに3期生が座っていたので「3期生選抜くるかな!?」とか、お互いの推しのポジションを期待しあうとか、色々話していた。
けれど、選抜発表はあまりにショックが強かった。
まず、桜井と若月が3列で呼ばれ、生田が2列と、私的には早い段階で呼ばれてしまった。
生田、真夏、衛藤、高山が2列で呼ばれた時点で、フロント(6人)に立てそうなメンバーはどう考えても、西野、白石、飛鳥、堀の4人しかいなかった。友達と電話しながら見ていたのだが、「まって2人足りない!!!だれ!?!?」とパニックになっていた。
この時点で既に3期生の選抜、しかもフロント入りは目に見えていた。
しかも、白石麻衣と私の推しの西野七瀬か、飛鳥と堀のダブルセンターかと疑っていなかったので、フロントの最下手(立ち位置1番、下手から順に1→6番)で飛鳥が呼ばれて、嘘だ、と思った。
「でもまあ、2番4番の立ち位置が3期生で、センターは七瀬とまいやんでしょ!」と信じていた。
しかし2番で呼ばれたのは、
白石麻衣だった。
愕然とした。
電話口で「エエエエエエエエエエ」と叫んだら、「うるさい」と言われた。
白石麻衣が呼ばれたということは、そのシンメは西野七瀬、つまり七瀬はセンターに立てないし、センターは3期生…しかもたぶん大園桃子(私の2推し)は確定で、もう1枠が山下美月か与田祐希…というところまで、一瞬で脳みそがフル回転した。
案の定、七瀬は4番で呼ばれた。
私はめちゃくちゃ泣いていた。泣きじゃくっていた。
七瀬がセンターじゃないことに泣いていたんだろうけど、よくわからない。
涙から垣間見えるテレビに映る七瀬は、とても清々しそうでにこやかで、「なんでそんなに笑ってるの…」と思っていた。
確かに、個握は白石麻衣も西野七瀬も全日程欠席だし、センターじゃない覚悟は少しだけしていたけど、でも、いざ、飛鳥なら…と思っていたのに、3期生で、しかも…というところで、困惑していた。
桃子の真っ黒な瞳はただただ不安定で、呆然としながら涙を流していたし、与田はあの華奢な身体を震わせていた。
自分が何に泣いているのかわからなくなっていた。
推しがセンターなのは喜ぶべきことだろうに、正直現時点で、彼女たちにあのメンバーを抑えてセンターを張るまでの能力があるとは思えていない。3期生の中でセンターをするのと、選抜のセンターとでは圧倒的に背負うものが違う。しかも、センターに耐えうる能力を持つ子であれば、山下美月や伊藤理々杏といったメンバーもいるのに、あえて、振り入れが特に遅くて、桃子に至ってはステージ上で踊りながら緊張で泣いてしまうほどの未熟さである。
もちろんめちゃくちゃ応援しているけど、運営は酷すぎないか。
特に、既に桃子に対して批判の矛先が向いてしまっているし、彼女たちは色んな方面からのプレッシャーに崩れてしまうんじゃないかと心配してしまう。
3期生を選抜に入れるのは全然楽しそうだから私は賛成だけれど、せめて2列目で前後に先輩がいる状況で踊って欲しかった…。
今回の選抜はいつも以上に賛否両論分かれると思う。でも、私はみんなで頑張って、素敵な作品を作って欲しいと願っています。