青色っぽい春の夢を見ている

アイドルファンをやっている女子大生が思ったことを書きます。夢町と名乗ってました。

傘を持っているのに何故か差さない仙台人たちは

乃木坂46のコンサートが開催されるということで、乃木坂ファンの私は友人と一緒に、つい先日はじめて仙台に行って参りました。

 

お盆で大混雑の東京駅から新幹線に乗って、仙台駅に到着。

仙台駅を出ると、空は雲で覆われており薄暗くて、小雨が降っているようでした。

 

私たちはリュックに忍ばせていた折り畳み傘を引っ張り出して、パーンと開く、…つもりだったのですが。

 

周りを見ると、手に傘を持っているのにも関わらず、何事もないかのように、まるで晴れているかのように、傘を差さずに歩いていく人々がちらほら…

いや、結構いる。

 どう見ても、ミストっぽい小雨ながらも、雨は降っています。パッと外に出たくらいなら差さないかもしれませんが、普通は傘を差すっしょ!?というレベルの雨は降っています。

 

「「なんで差してないん!?www」」

これでしかありません。

 

めちゃくちゃ不思議でたまりません。

だって雨なのに。いや、だって雨じゃん? その手に持っている傘は何ですか???

 

乃木坂のコンサートが終わった後、飲みに行こうか~となって、活気の良さそうな通りで飲んで、お店を出た後もまだ小雨は続いていました。

そしてやっぱり傘を差していない仙台人たち。

 

「仙台人まじで傘差してないけどこれは差すやつよね?」という確認をしたそのとき、

目の前を1組の男女のカップルが通り過ぎていきました。ふたりとも30代くらい。なんだか親しげ。夫婦ではなさそうです。既に展開しているのか、これからなのかこちらにはわかりません。ただ、私たちにはわかることがありました。

男性の方は、きれいに閉じた傘を手に持っているということ。

 

あ゛ぁん!?!?

あんた相合傘の絶好のチャンスを、なーにみすみす逃してんだよ!?!?

そのチャンス次いつ来るかわかんねえんだよ!?!?

その傘を今すぐ差して、「入る?」のひとことを言えよ!?!?

 

私たちは、その見ず知らずの男性にもはや軽くキレていました。

 

牛タン、ずんだ餅、乃木坂のコンサート、すべてが満足で最高の気分なのに、仙台人がなぜ傘を差さないのかが気になりすぎて、もやもやしています。

  

雨が降っているのに傘を差さないのは、仙台の市民性なのか、宮城の県民性なのか、東北の地域性なのか?

小雨をミストとして楽しんでいるのかもしれないし、「傘はファッション」なのかもしれないし、単純に傘を差す行為自体に何らかの事情で消極的なのかもしれないし、そもそも雨が降っていることに気づいていないのかもしれないし、傘を持っている手の感覚だけが欠落しているのかもしれない。だとしたら私が雨を教えてあげたり、傘を差し出してあげたりすることもできるから言ってほしい。

 

乃木坂のコンサートで傘を使った演出があったけれど、仙台人は「傘を開くという発想…!!」となっていたのかもしれない。

 

加藤シゲアキ先生の著書は「傘を持たない蟻たちは」ですが、仙台人は傘を持っているし、蟻でもない。

「傘を持っているのに何故か差さない仙台人たちは」。誰うまですね。

 

仙台人がなぜ傘を差さないのか、についての答えが知りたい。

バカにしているのではなく、ふと気づいた県民性が面白いなあと思った話でした。

次仙台に行くときも小雨だったらいいのにな。