青色っぽい春の夢を見ている。

アイドルのファンをやっている女子大生の夢町(20)が思ったことを書きます。

映画「初恋」を観ました。 【映画日記】

Gyao!で無料配信されていたので、映画「初恋」を鑑賞しました。

※本文には若干のネタバレが含まれます。

 

初恋 [DVD]

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 宮崎あおいさん演じる孤独な女子高生・みすずが、薬物中毒者や血の気の多い男やとにかく治安の悪そうなジャズバーで小出恵介さん演じる東大生・岸に出会い、三億円強盗に誘われるというストーリーです。

 

 実際にあった三億円強盗事件を背景に、男女の初恋が描かれているわけですが、お互いに「好き」とはひとことも口にしません。みすずは岸から強盗に誘われますが、「好きな人から必要とされた、それならやらなくちゃ」的思考で引き受けます。みすずは岸への想いは一方通行だとずっと思っていましたが、最後のほうのシーンで、これもなかなか切ない形で岸が自分を恋愛対象として好いていてくれたことを知ります。

 なんて切ない関係性。美鈴がそのことを知った頃には岸と連絡もほとんど途絶えているのですが、結局ふたりはずっと逢えず終いなのかもしれないと想像し、ちょっと涙でるくらい切ない。

 

 昭和レトロといえば聞えはいい。けれど描かれているのは、社会に反発する若者でごった返す治安の悪いダークで暗い部分。結局はそんな若者たちも社会に飲み込まれてしまうという構図も感じられました。あの時代をリアルにはまったく知らない私ですが、リアリティはあると思います。あの時代の汚い部分が美化されず描かれています。


   以上、映画日記でした。