青色っぽい春の夢を見ている。

アイドルのファンをやっている女子大生の夢町(20)が思ったことを書きます。

アイドルの夢「1位になりたい」 ~AKB48第7回総選挙~

私は中学生のときにオタクという人生をスタートさせていた。当時の私は、嵐ファンをやる傍ら、AKB48ファンも両立していた。

 

当初は篠田麻里子推しだったが、1年ほどで“推し変”した。

そして、神推し:峯岸みなみ、激推し:高柳明音、推し:藤江れいな、となった。

 

しかし、私はすでに48ヲタを卒業している。

48ヲタを卒業して、今回の総選挙にも実はほとんど興味がなかった。複数名人気メンバーが出馬を辞退していることしか知らなかった。福岡ドームからの中継も見ていない。ただ、元推しの現在の位置づけには興味があって、結果を覗いてみたのだ。

 

結果を検索すると、第一に目に入るのは高橋みなみの文字だった。

1位の指原莉乃さんより、むしろ4位の高橋みなみさんの方がより印象的だった。もちろん指原さんがセンターを再び手にしたのは、AKB48史でも極めて興味深く、面白い展開ではあると思うが、8分以上にわたる高橋みなみさんのスピーチの文章に目が行ってしまった。

 

今回、高橋みなみは初めて「1位になりたい」と口にしたらしかった。

私は、『RIVER』で曲が始まる前に彼女が「AKB48!!」と声高らかにして言うのがとても好きだ。『RIVER』の前作は『言い訳Maybe』、次作は『桜の栞』、そのあたりはちょうどAKB48が世に認識され始めたころだった。1期から下積みを続けてきた高橋みなみは、それまで積み上げたものを倒さないよう壊さないよう踏ん張りながら、自分たちの名前をひとりで叫ぶその瞬間、何を考えたのだろう。(余談だが、私は実は元々軽度のAKB48アンチだった。それがなんと、テレビでたまたま『RIVER』をみて釘付けになってしまった。これがヲタク生活のはじまりである。)

これまでずっとAKB48の看板を守り微笑んでいた彼女が、ここに来てやっと剣を突き出した。「1位になりたい」と言った。やっと言った。なんでこれまで言わずに来たの? ほかのメンバーに立たせたいって本心だったの? 看板守ることに使命感を得てしまったの? そう問わずにはいられない。

高橋みなみは、アイドルである。アイドルはてっぺん獲るのが夢なのだ。ジャニーズJr.の安井謙太郎さんは「今いる中で一番になりたい」と言った。そう、それでこそアイドルなのだ。アイドルはてっぺんを目指すべき生き物なのだ。

彼女は結果的にはてっぺんは獲れなかったけれども、それでも❝アイドルとして見るべき一番の夢❞を最後に叫べてきっと幸せだろうと思う。ファンもその声を聴けて満足だろうと思う。

 

 

峯岸みなみさんは19位だった。

選抜は16位までなので、ぎりぎり食い込めなかったことになる。

しかし、中間発表60位からの急上昇らしく、古株ファンが頑張ったのだろう。しかし、それでも選抜には入れない。私は48ヲタ時代を思い出した。「峯岸みなみがセンターに立つ姿が見たい」、毎日そう思っていた。AKB48ヒストリー」という書籍がある。この中で、最初はセンターを前田敦子峯岸みなみで取り合っていたという描写がある。しかしあの頃から今現在まで彼女はセンターに立てないままでいる。同期の高橋みなみは卒業を発表した。小嶋陽菜は今回の総選挙の出馬を辞退した。同期が3人しかいない(この3人はノースリーブスというユニットを組んだことがあり親密な関係性)、しかもそれがそのうち2人になってしまう、この状況は本人にしたらきっととてつもなく怖い。もしかするとこれからはひとりで闘わなくてはならないかもしれない。そんな環境下で彼女はこう言った。「本当は1分1秒でも多く、長く、AKBの先頭を一緒に走っていたかったんですけど、どうしても2人に追いつけない自分が情けなく思っていました…」。孤独な1期生は、もうてっぺんを獲る夢を忘れてしまったのだろうか。

 

AKB48ヒストリー ?研究生公式教本?

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